Born on a Baseball Planet
ヨーロッパやオーストラリア、独立リーグなど海外野球で契約の取りやすいポジション・取りにくいポジション/Positions can get signed

海外で契約を取りやすいポジションがあるとすれば、それはどこでしょうか?日本でプレーしていると意識しにくい部分ですが、海外では明確なポジションの優先順位があり、外国人選手は優先順位の高いポジションのためにしか獲得されないのがほとんどです。

 

Do you know that? If you play some positions in baseball it’s easy to get signed with a club overseas and if you play some other position it’s not easy to do it.

 

また実はこの優先順位は日本でも同様で、ドラフト指名などの際には充分に考慮されるものです。今日はこのブログを読んで、自分やお子さんの今後のポジション選択の参考にしていただければと思います。

 

 

 

第1位 : ピッチャー/ 1st : Pitcher

 

優先順位の第1位は、もちろんピッチャーです。これは想像に難くないでしょう。日本のドラフトを見てもわかるように、まずは何をおいてもピッチャー。ドラフト指名8人のうち6名がピッチャーなどということもあります。

 

It’s easy to guess the 1st priority is Pitcher. It can happen that they pick 6 pitchers in 8 players in Japanese Draft some times. It also means you need some good pitchers not only one for a team. Like some starter, set-upper and a closer. It depends on the system for your league. If you are a pitcher, you even can pay cheaper than all position players to participate to some tryouts or camp.

 

日本ではどうしても高校野球の注目度が高いのでエースは1人という考え方が根強いですが、ハイレベルなクラスになれば先発2枚にリリーバー、クローザーと、所属リーグのシステムにもよりますが最低4人は信頼できるピッチャーが必要です。高校野球のシステムもようやく変わってきているところですが、まだまだでしょう。投球制限制度は投球過多防止だけでなく多くのピッチャーの育成に繋がると思いますので、ぼくは大変賛成しています。

 

海外のトライアウトリーグやキャンプでは、そもそもピッチャーのみ参加料金が2割程度安いというのがスタンダード。それだけ重要視されているポジションであり、また人数も求められているのです。

 

 

 

第2位 : キャッチャー/ 2nd : Catcher

 

ポジション別優先順位の2位はキャッチャーです。守備の要、グランドのリーダーとなるべきキャッチャーは、要求されるスキルも多く専門職なので代えが効きません。ブロッキング、フレーミング、肩の強さ、配球などがその主なものですが、さらに海外で契約を取るためには打てなくてはなりません。

 

This is also easy to guess, right? The 2nd primary position is Catcher. To play catcher you need to have so many skills like blocking, flaming, strong arm and calling staff. Additionally you have to be a good batter as well. Some times you don’t have to have to be perfect as catcher but have to hit more. It depends in the club. So you have to find a club fits you.

 

ただし、先に挙げたキャッチャースキルかすべて完璧である必要はありません。それよりも打力を重視するクラブも多いと思います。そのあたりはクラブの好みや、地元選手たちの状態によるところが大きいです。

 

打線は強力だが守備力が劣るのであれば守備の良い外国人選手を、守備はある程度硬いが打線が貧弱であれば打力重視の選手を獲得するでしょう。この傾向はキャッチャーだけでなく、すべての野手に当てはまります。

 

 

 

第3位 : ショート(セカンド)/ 3rd : Middle Infield(Short Stop, 2nd Base)

 

ポジション別優先順位の3位はショート。ミドルインフィールドと呼ばれるポジションです。セカンドでも結構ですが、やはりセカンドは肩で劣るという見方が強いですし、ショートからセカンドへはコンバート可能ですが逆は難しいので断然ショートが優位です。

 

The 3rd and the last primaly position is the middle infield, especially short stop. 2nd base is OK. But they think you don’t have a good arm if you only play 2nd base not short stop. And this is the other reason that short stop can play 2nd base but for 2nd base it’s hard to play short stop.

 

やはり守りの要という意味でのショートですが、ここまで来るとポジションプレーヤーとしては打てることが必須です。守備だけ、脚だけという選手は絶対に取ってくれません。脚は付加的なものとして、打てること、できれば長打力があることが必要になってきます。

 

そして、優先されるポジションはここまで。ここから先は優先順位の低いポジションになっていきます。

 

優先順位の低いポジション : 外野手
Low Priority : Outfield

 

優先順位の低いポジションとしてまず挙げられてしまうのが、外野手です。日本でも外野手はバッティング優先ですから、守備位置としての優先順位が低いのはわかりやすいと思います。

 

If you are outfielder, it’s not easy to get signed with any clubs overseas. You should be the best player in the club because you are an import. Not only in line up but also on the diamond. Many of local player can play outfield but not some key positions. If you want to play overseas, you have to play key positions.

 

特に海外では、基本的に日本よりも守備よりバッティングの優先度が高いですから(日本が守備の比重が高すぎるとも言います)、どれだけバッティングがよくても、足が速くても、優先順位の低いポジションにわざわざ外国人選手を取るよりは国内選手で済ませるのが普通です。

 

また、今年のディー・ゴードンや松井稼頭央選手のように、ショートやセカンドの選手を外野にコンバートすることは可能ですがその反対は困難であることも理由のひとつです。

 

キャッチャーの項でも話したように、クラブとの相性によっては内野手は揃っているので外野で打てる選手が欲しいとか、ポジションは問わないのでコーチ兼任でチームを任せられる選手が欲しいなどの需要にマッチする場合もありますが、もしあなたが外野手で、海外でプレーすることを希望しているのなら1番の近道は優先順位の高いポジションにコンバートすることです。

 

 

 

 

優先順位の低いポジション : ファースト、サード
Low Priority : Corner Infield(1st Base, 3rd Base)

 

同様に優先順位が低いのは、コーナーインフィールドと呼ばれるファースト、サードです。日本でもバッティング優先のイメージが強いファーストは理解しやすいと思いますが、サードも同様です。

 

The corner infield, 1st base and 3rd base are also low primary positions. In MLB or NPB they are always homerun batters. But in these level in Europe, Australia or some indyball leagues you have to be a good batting player and good fielding player as well. If you are lefty, you can only play 1st base and out field as a position plyer. But don’t worry you lefty can be a good pitcher. Maybe you can’t be the ace suddenly but you still can start to pitch. It can be good enough in these level.

 

守備範囲を広くカバーする必要のないポジションや肩の強さでカバーできるポジションは、パワーヒッターが守りやすいので守備位置としての優先順位は低いのです。

 

外野手同様、もしあなたが海外契約を取りたいのであればコンバートする必要があるでしょう。もしあなたが左利きであるならば、話はさらに困難です。コンバートできるポジションはピッチャーだけだからです。

 

それでも、逆に考えれば左ピッチャーの優位性はどこに行っても大きなものです。いきなりエース級のピッチャーになるのは難しくても、速球やカーブ、ツーシーム、またはコントロールなどなど自分なりの武器を見つけて、短いイニングからでも始めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

ここまで海外リーグでプレーするにあたっての優先順位の高いポジションと低いポジションを挙げてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

松井秀樹選手やイチロー選手のようにいきなりメジャーへということであればポジションは問題ではないかも知れませんが、もしそうはいかない場合、低いレベルのリーグから始めるにあたって必ずポジションの問題は付きまとってきます。

 

If you can play go to MLB or NPB directly, it’s no problem to play any position. But when start your career from lower league it helps you to play the high primary positions. And in my opinion, playing and leaning some other position is good for your main position. After I played outfield my catching skills for fly balls for catcher get much better. Also after playing short stop and 2nd base I felt much easier to play bant diffence as catcher.

 

Actually I’m not talking only about skills but also your mental. It’s important to understand how catcher is thinking and feeling for pitchers. And cut-mans for outfield. 1st base for the other infields. Trying some other positions makes you better ball plyers always. Let’s try and enjoy to play ball more.

 

日本では監督やコーチに言われたポジションをただプレーする、ひとつのポジションを専門的にプレーするのが一般的ですが、海外ではそうではありません。自分のプレーしたいポジション、できるポジションを積極的にアピールするのはもちろんのこと、複数のポジションを経験して選手としての幅を広げましょう。

 

例えばあなたが入りたいチームにプホルスがいてあなたのポジションがファーストだったらプレーは不可能ですし、興味を持ってくれたコーチのチームにジャッジとスタントンがいて外野手だったら獲得は見送りになるでしょう。それは極端な例えとしても、別のポジションをプレーすることはメインのポジションに対しても必ず良い影響を及ぼします。

 

ぼく自身の経験からお話しすると、外野手の打球判断、背走の練習を経験したあと、キャッチャーフライの捕球が大幅に改善されました。またショート・セカンドの細かいステップやスナップスローを練習したあとは、キャッチャーのバント処理からの送球がとてもしやすくなりました。

 

これらの経験から、ぼくは若い選手をコーチをするときでもなるべくポジションを固定せずに色々なポジションを練習させてあげるようにしています。今週末の試合に勝つことが彼らにとってのゴールではなく、今後年齢の上がったカテゴリでどのポジションをプレーするかは誰にもわからないからです。

 

また、ピッチャーにとってのキャッチャー、キャッチャーにとってのピッチャーや、外野手にとってのカットマン、カットマンにとっての外野手など、プレーするときの相手の気持ちを理解するだけでもプレーの質を大きく向上させられるような組み合わせもあります。

 

U18日本代表チームが3年前に決勝のアメリカ戦で敗れたとき、ロースター25人中14人がピッチャーができる選手で先発投手を予測できなかったと語ったように、多くのポジションをプレーすることは世界的にはスタンダードであり相手にとっての恐怖でもあります。エンゼルスの大谷翔平選手が二刀流で大活躍している今、新しいポジションに挑戦するには絶好のタイミングだと思いますよ。

 

 

 

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