Born on a Baseball Planet
南米アルゼンチンの野球場の規模や観客席、ファルコンズの施設と滞在先のご紹介 Baseball Stadium in Argentina

翌日、目が覚めると時刻は既に正午を回っていました。メキシコ(メリダ)時間で考えれば-2時間でまだAM10:00なので、移動の疲れを考えれば寝すぎてしまったということはないでしょう。今日これからプレーする開幕戦もホームゲームでPM3:00集合ですから、チームにとって問題のある時刻でもありません。

 

前日の夕方、機内食の小さなサンドイッチを食べて以来何も食べていないのでとてもお腹が空いています。とにかく食べ物を探すことにして、宿舎の部屋を出ました。

 

 

前日の到着のときには暗くてほとんど確認することができませんでしたが、今回ぼくがシーズン中滞在するようにチームからあてがわれた宿舎は、総合スポーツクラブドルフィンズの中にあります。

 

クラブドルフィンズは、アルゼンチンの第2都市コルドバ郊外に位置する総合スポーツクラブ。野球の他、バレーボール、スケート、ダンス、空手など様々なスポーツをプレーすることができます。野球場、体育館、トレーニングジムに、この施設の中心となるオフィスを備えたクラブハウス、ぼくら外国人選手や遠征してきたチームが滞在するのに十分な宿泊施設も備えた大きな施設です。アルゼンチンのNo.1スポーツであるサッカークラブが併設されていないのは、サッカーは人気過ぎて単体で大型クラブとして成立する規模になってしまうからでしょう。

 

ぼくの寝泊まりする部屋は1塁側ダグアウトのすぐ外側にあり、中にはシンプルなベッドが4つのみ(1つは使っていません。アルゼンチン野球観に来たい方がいれば使えるのでは?!)。シャワー&トイレは外の階段を上って2階に、キッチン設備は反対側の3塁側ダグアウトの外側にあります。一応最低限生活に必要なものは揃っていますが、なかなか質素な生活になりそうです。アルゼンチンは最低気温は1℃を記録するなど季節はまだ冬ですが、暖房設備がないのが辛いところです。

 

 

バックネット裏にwi-fiの強いエリアを見つけて座っていると、チームメイトらしき選手が来て話し掛けてくれました。

 

 

 

“メシ食ったか?”

 

 

 

と言うので付いていくと、ルームメイトのパーラが作ってくれたアルゼンチンで最初の暖かい食事に有り付くことができました。この宿舎の掟と言える”食えるときに食うメシ”。空腹が最高のスパイスです。

 

これからしばらくはこのベネズエラ人のルームメイト、パーラとリッキーが作ってくれた食事を食べることになります。アルゼンチン人のチームメイトが、アルゼンチンどう?食べ物好き?と聞いてくれたことがありましたが、その時点でまだベネズエラフードしか食べていなかったので、残念ながらまだわからないとしか言えませんでした。

 

 

食事を終える頃には相手チームの選手も集まってきて、試合前の準備に入ります。今日の相手はプーマズ・デ・コルドバ・クラブ・ドルフィンズ Pumas de Cordoba Club Dolphins。ぼくのプレーするファルコンズと同じくClub Dolphinsと付いていますので、元は同一チームなのかも知れません。このあたりの事情やクラブ、リーグの仕組みなどはさらに調査を進めてからお伝えしたいと思います。

 

まずはダッシュなどで身体を温めるより先に、ライトフェンス後方にあるバッティングケージへ向かいます。面白いのは、敵味方関係なく一緒にケージを使うこと。なんなら敵同士でトスを上げて打ち合ったりもします。このあたり、コルドバという1つの街で一緒にやってきたクラブ同士、みんな顔見知りで仲が良いのかも知れません。

 

 

ケージでのバッティング練習を終えるとグランドへ。アルゼンチンの野球場とはいったいどんな規模でクオリティなのか。なかなか想像が付きにくい方が多いのではないでしょうか。

 

クラブドルフィンズ(ファルコンズ)の球場は、ぼくが想像していたよりもずっと素晴らしい球場でした。決して小さいとは言えない石が内野に落ちてはいるのには辟易しますが、内外野に美しい天然芝が敷かれ、300人規模の観客用スタンドも備えます。ダグアウトも広く綺麗で、後ろの扉の奥には更衣室も完備しています。この更衣室のおかげで試合中大きな野球バッグをベンチに置いておく必要がなくなります。小さなダグアウトだと荷物だけでいっぱいになって座る場所がなくなってしまうこともあるので、実はこれが結構重要なのです。

 

観客席のないヨーロッパ中堅クラスの球場よりは大規模ですが、メキシコやアメリカ独立リーグクラスの球場よりは小規模。ちょうどオランダのオースターホウト Oosterhout Twinsなんていう球場はこのくらいの規模でした。と言えば、きっと海外野球ファンの方には伝わるでしょうか?とにかく想像よりもずっと良い球場でした。

 

 

レフトの芝生の上で各々ストレッチや動体操を済ませたらいよいよ試合の時間。ファルコンズはホームゲームですから後攻で試合開始です。

 

開幕戦の様子は、次回のブログでお伝えします。

 

 

 

Equipment: iPhone

Argentina Asia Australia Austria Belgium Czech Empire League Europe Germany Independent League Italy Japan Latin America Mexico North America Oceania Puerto Rico Slovak South America Switzerland Tokyo Big6 UK USA アジア アメリカ アルゼンチン イギリス イタリア エンパイアリーグ オセアニア オーストラリア オーストリア スイス チェコ ドイツ プエルトリコ ベルギー メキシコ ヨーロッパ 中南米 北アメリカ 南アメリカ 日本 東京六大学 独立リーグ