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【メキシコサマーリーグ挑戦記】3週目 ウィンターリーグ、リーガメリダーナ2部リーグ Mexican Summer League 3rd

 

2週間プレーしたローカルリーグのカルデナレス・デ・カルケトックを離れて次のプレー先の候補として考えたのは、冬にプレーしたユカタン州最高のリーグ、リーガメリダーナの2部リーグでした。

 

このリーグは正式名称をリーガメリダーナ・デ・ベイスボル・セグンダフエルザ(Liga Meridana de Beisbol Segunda Fuerza)といい、Aduelo Cordemex, Bravos Dolores Otero, Primos Sitpach, Bravos Nuevos Valores, Tóxicos Pacabtun, Halcones Dolores Otelo, Angeles Chichi Suarez, Amigos de la Maderoの8チームが所属しています。

 

Dolores Oteroを本拠地とするチームが2つあるのはまだ良いとしても、8チームしかない所属チームの中にBravos(ブレーブス)が2つあるというのはいかがなものでしょう。さらに言えばAmigos(アミーゴス)という名前もなかなかななもの。英語にすればFrendsです。

 

 

 

そしてぼくが今回コンタクトしたのは、まさにこのアミーゴス・デ・ラ・マデロでした。昨年リーガメリダーナのディアブロス・デ・ラ・ボホルケスでプレーしたときのチームメイトであり、ホストファミリーのひとりでもあったトニー・アギレラJr.が現在このアミーゴスでプレーしており、かねてから2部リーグにはなるがここでプレーするという選択肢もあるぞ、と提案してくれていたのでした。

 

昨年プレーしたリーグの2部でわざわざプレーするということに若干の躊躇もあったのですが、カルデナレス・デ・カルケトックでプレーした2週間で自分にとってなにが大切なのかをはっきりと認識することができました。

 

それは、

 

 

 

・ピッチャーとして登板経験を積む

 

 

 

ことでした。さらにこのリーガメリダーナ2部に関して言えばメリダ市内開催のリーグなので、カルデナレスでの試合よりもたくさんのひとに観てもらえます。とすれば、その中にLIBYに所属するチームの関係者がいるかも知れませんし、そうでなくても活躍のうわさがどこまでたどり着くかわかりません。

 

アミーゴスがタイミングよくピッチャーを探していたという状況も追い風となって、しばらくはトニーと一緒にこのチームでプレーすることに決めました。

 

 

 

試合の日。市内での開催ですから、13時開始の試合でも朝はゆっくり12時に出れば間に合います。観客席にはトニーの家族とぼくのホストファミリーが全員集まって、試合開始の直前には昨年たくさんお世話になったヘルマンおじいちゃんも来てくれて、それだけでもこのリーグに移籍してよかったと思いました。

 

試合は2番サードで先発。前回カルデナレスでプレーしたときの反省を踏まえて、今回ポジションはピッチャーと内野手であると伝え、キャッチャーもできると言うのはやめにしました。

 

もちろん登板機会さえ確保できればキャッチャーとしてチームの役に立つことも喜びなのですが、やはり采配を振るう立場としてはキャッチャーからピッチャーへという守備変更は告げづらいもの。やらなくて済むのであればそれに越したことはないと思われてしまうのも当然だ、と言うことがわかったのです。リーガメリダーナでプレーしたときのチームメイトが他にもいて、

 

 

 

「こいつどこでもできるよ、キャッチャーとか」

 

 

 

とバラされてしまったのは少々誤算だったのですが。

 

 

 

4回、先発ピッチャーが5点を失ってさらにピンチを招いたところで早めの交代。サードからブルペン投球なしでマウンドへと向かいました。

 

もともと投球練習は少ない方で、イニング間の5球も使い切らないこともあるくらいですから、準備不足はそこまで気にならずそれよりもスイスからメキシコへ渡って、ローカルリーグ、そしてこのリーガメリダーナ2部でついに今シーズン初登板が迎えられる喜びと興奮の方を強く感じていました。

 

 

 

投球内容は今シーズン使い始めたパワーカーブとストレートが冴えた日で、慣れないロングリリーフに終盤疲れは出たものの5回を投げて自責点2、4奪三振という内容で終えることができました。

 

金属バットながら逆方向へのホームランも打つことができ、5回を投げ切ったあとの9回にサードに戻ったりと、投げて打って守ってと多方面で活躍できた良い1日となりました。

 

 

 

リーガメリダーナは運営がかなりしっかりしたリーグで、戦況のレポートや写真のアップロードなどFacebookページでの情報発信をしっかりと行ってくれました。それを観てぼくがプレーしたことを知った昨冬からぼくのことを応援してくれている記者さんも、彼の持つサイト上でぼくのことを記事にしてくれました。

 

その結果、ぼくがメキシコへ来る前から連絡を取り合っていたコーチから、

 

 

 

「ホームラン打ったんだって?」

 

 

 

と連絡が。

 

 

 

「LIBYのわたしのチームでプレーできるように、やれるだけのことをやってみるよ」

 

 

 

と言ってくれたので、完全に狙い通りです。

 

 

 

ひとつだけ後悔があるとすれば、せっかく来てくれたホストファミリーとトニーの家族(親戚同士です)と一緒にフィールドで写真を撮ればよかった、ということ。

 

でもLIBY開幕まではまだ1ヶ月近くありますから、きっとまたそんな機会もあるでしょう。このリーグでたくさんの登板経験を積んで、成長して、活躍して、メキシコサマーリーグ編の本丸LIBYでのシーズンに備えたいと思います。

 

 

 

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