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【メキシコサマーリーグ挑戦記】0週目 メキシカンリーグの仕組みと渡航前の契約交渉 Mexican Summer League 0th

前回のブログ(スイスのチームへの合流とヨーロッパクラブとの契約プロセス、外国人選手の超えるべき壁 Getting Contracts with European Clubs)では、せっかく世界一周して渡ったスイスでは、残念ながらリーグ戦をプレーすることは叶わなかったことをお伝えしました。

 

今回は、そのスイスでの滞在を終えてメキシコへ渡るところ。そして今回メキシコでプレーするサマーリーグについて紹介したいと思います。

 

 

世界ランク6位を誇るメキシコは、夏のトップリーグでありメジャーリーグからAAAクラスが与えられているメキシカンリーグ(リーガメヒカーナ, LMB, Liga Mxicana de Béisbol)、冬のトップリーグであるリーガメヒカーナ・デル・パシフィコ(LMP, Liga Mexicana del Pacífico)を筆頭に、有名なリーガノルテ(Liga Norte del México)、昨年BCリーグ群馬ダイヤモンドペガサスの井野口祐介選手がプレーしたベラクルスリーグ(リーガベラクルス, Liga Invernal Veracruzana)、ぼくがプレーしたリーガメリダーナ(Liga Meridana de Invierno)など大小様々な独立リーグが割拠する野球人気の高い地域です。

 

この野球人気が高く無数のリーグが存在するメキシコで今季プレーすると決めた理由は、以前のブログ(アメリカ独立リーグを辞退した理由。今季はメキシコサマーリーグとスイスリーグでプレーします The Reason Not Playing For Indyball)でもお話したように、たった1%でもハイレベルなリーグに手が届く可能性を高めるため。そのために、以前プレーして高く評価してくれたこの国でもう一度プレーしたいと思ったためです。

 

 

 

リーガメリダーナのあったユカタン州でこの夏もう一度プレーしたいという相談をすると、多くの友人やコーチから2つのリーグを紹介されました。ひとつはリーガモンテュレナ Liga Motuleña de Béisbol、もうひとつはリーガインターマニシパル・デ・ベイスボル・ユカテカ Liga Intermunicipal de Béisbol Yucateca、通称LIBY(リビィ)。この2つがユカタン州の夏のトップリーグと考えて良さそうでした。

 

さらに調査を進めると、LIBYの方は冬にリーガメリダーナでぼくの敵味方としてプレーした選手でメキシコ全体の夏のトップリーグであるメキシカンリーグと契約できなかった選手が数多くプレーしており、ユカタン州の夏のトップリーグという触れ込みに間違いはなさそうでした。

 

 

リーガモンテュレナの方は、2年前にこのリーグで活躍したピッチャーがメジャーリーグのスカウトの目に留まり、シーズン中にシカゴ・カブス Chicago Cubsとマイナー契約、カブスを戦力外になった現在もメキシカンリーグでユカタン州を本拠地とするレオネス・デ・ユカタン Leones de Yucatanでプレーしているという情報もありました。彼とは昨冬のリーガメリダーナでも対戦しており、勝負どころで気持ちの込もったファストボールを投げるサイドハンドの素晴らしいピッチャーでした。

 

しかし同時に、現在は当時のレベルを保っているとは言えないという情報も。ついには昨シーズンリーガメリダーナのシーズン後に助っ人としてプレーしたブラボス・デ・タッツィビチェン Bravos de Tadzibichen(メキシコで独立リーグのシーズン後にアマチュアリーグにスカウトされてプレーした話 Bravos de Tadzibichen)がこのリーガモンテュレナに参加するチームだったということがわかり、このリーグのレベルを目の当たりにしていたぼくはここでプレーする可能性を断念しました。

 

 

 

となれば、ユカタン州に限定するならもし可能性はLIBY一本に絞られます。さっそくLIBYに参加するクラブとの交渉を開始しました。

 

すると、昨年のリーガメリダーナのディアブロス・デ・ラ・ボホルケス Diablos de la Bojórquezでコーチをしてくれたルリィが、夏からのシーズンでLIBYのチームでコーチをするかもしれないと言います。「まだ確定的なことは言えないが、俺がコーチするなら、お前がメキシコに来たときプレーする場所を用意するよ」と言ってくれました。

 

サマーシーズンは7月半ばから。まだ契約が確定していないことは若干気掛かりでしたが、状況的に確定できないのであれば仕方ありません。元コーチを信じて、スイス、チューリッヒからワシントンD.C.、さらにそこからアトランタとメキシコシティを経由してユカタン州メリダへと向かう飛行機に乗り込んだのでした。

 

 

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