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【アメリカ独立リーグ挑戦記2年目】2019年エンパイアリーグ関東トライアウトレポートと合格発表

2019年3月9日、埼玉県北本総合公園野球場で開催されたエンパイアリーグの2019年シーズントライアウトに参加して来たので、その様子をお伝えしたいと思います。

 

 

 

会場へは電車とタクシーを乗り継いで、ぼくが現在住んでいる千葉県市川市から2時間近くが掛かりました。会場に着いたのはトライアウト開始の17時直前でしたが、まだ始まる様子はありません。北本総合公園の運営でダブルブッキングが発生したようで、トライアウト主催の松坂さんは丁寧に説明し謝ってくれましたが、彼の落ち度はないのでそこまでする必要はないと思いました。

 

今回の関東トライアウトへの参加者は8人。ピッチャー6名(1名は肘痛でプレーできないため見学のみの参加でした)、キャッチャー2名、内野手1名、外野手2名でした(兼任選手を含みます)。

 

そのうち2人はぼくのブログを見てこのトライアウトへの参加を決定してくれたと挨拶に来てくれました。さらに他にも、このブログが受験を決めた直接の理由ではないにせよ、事前準備として当然チェックして来たと話してくれた選手もたくさんおり、だんだんとブログの認知度が上がってきている実感に嬉しくなりました。

 

 

 

開場前に球場の外周で各自アップを済ませ、2時間遅れでトライアウトが始まりました。

 

まずは全員参加の60ヤード走から。各自のスタートに合わせてストップウォッチを押してくれるスタイルで2本ずつを走りました。外野手に1人足の速い選手がいました。

 

次は投手と内野手のフィールディングに続いて、キャッチャーの2塁送球タイムの計測です。ぼくはこれにキャッチャーとして参加しましたが、胸や腕のしなりを十分に活かすことができずに投げ急いでしまうタイム計測のときのいつもの癖が出てしまい、最低限ベースカバーに入った選手の足元付近に投げることはできたものの、持ち玉の3球の中で自分のベストの送球をすることはできませんでした。

 

しかしトライアウトはこれで終わりではありません。気持ちを切り替えてBP(Batting Practice)に臨みます。BPは4人の野手に対して6球ずつ3回の打席が与えられていました。ぼくはジャストミートの確率は低かったですが、全球に対してフルスイングし、ホームランは出なかったものの複数の打球を高く打ち上げフェンス付近まで運ぶことができました。

 

 

 

野手のトライアウトの前半が終わり、ここから投手のトライアウトに入って行きます。野手のフィールディングやバッティングの間、投手は外野でボール集めを手伝ってくれたり、各自キャッチボールをしてブルペン投球に備えていました。投手/捕手2刀流のぼくは、ブルペンの前半でキャッチャーとして捕球し、急いで準備してブルペン投球を行いました。

 

投手のブルペン投球は、1人持ち球15球で行います。前半でファストボールの球速を見せ、中盤で変化球、最後に余裕があればセットポジションでの投球まで見せられれば完璧でしょう。ぼくはシュートを低めに引っ掛ける日でしたが、珍しくアウトコース低めに決まったファストボール、ちょうどベースとキャッチャーの間にワンバンするように投げられたフォーク、カーブは良い日でした。ブルペンを受けてくれたキャッチャーからも、アウトローのファストボールは印象的だったと言ってもらえました。

 

 

 

次はトライアウト最終メニュー、投手と打者の1打席対決です。各投手2人ずつの打者に対して投球します。ぼくは後半また打者として打席に立たなければならないのみならず、キャッチャーとしてピッチャーとバッテリーも組まなければならないので、ブルペン投球が終わってすぐにそのまま投手として1打席対決のピッチングに臨みました。

 

ぼくは外野手の2人と対戦しました。1人目は初球、真ん中高めのファストボールでピッチャーゴロに打ち取りました。このボールはコースは甘かったですが、完璧に指に掛かった高回転のまっすぐで、このレベルの感覚でリリースできたときはアメリカやメキシコでもほとんど打たれたことがなかったので、力で勝負に勝ったかたちでした。

 

2人目は先ほどのBPでいい当たりを連発していた外野手で、明らかにこのトライアウトで注目されている選手でした。初球はシュートで低めにボール。2球目もファストボールが外れて2ボールとなりましたが、3球目のファストボールをファールでカウント2ボール1ストライク。ここで自分の最高のボールであるファストボールをもう一度選択するべきでしたが、トライアウトであることも考えて多彩さをアピールしようとした結果、先ほどのブルペンで調子の良かったフォークを選択。カウントがビハインドですから低めに投げきれず、ジャストミートではありませんでしたが芯の下面で捉えられ、三塁線をゴロで抜く長打を打たれてしまいました。

 

しかし、打たれたからダメ、抑えたから合格という訳ではないのがこのトライアウト。良いボールは見せられたので気持ちを切り替えて、今度はバッターボックスに向かいます。

 

 

 

バッターとしては2人のピッチャーと対戦しました。1人目はカリフォルニアウィンターリーグから帰って来たばかりのピッチャー。フルカウントから3球ファールで粘ったのちに気持ちの入ったファストボールに振り遅れてピッチャーゴロとなりました。

 

2人目はブルペンで捕球して良いファストボールとフォークを投げていたピッチャーでした。初球インコース低めで1ストライクのあと、2球目を打って詰まりながらもライナー性の打球でレフト前ヒットを放ちました。

 

最後にキャッチャーとして3人のピッチャーとバッテリーを組んでリードし、本日のトライアウトは終了となりました。

 

 

 

トライアウトの前後には主催の松坂さんから、アメリカ独立リーグとは何か?アメリカでのトライアウトやシーズンはどのように行うのか?昨年の日本人選手の活躍はどうだったのか?などといった説明があり、そのあとに質疑応答。最後に、合格の場合は今日から1週間以内の3/16土曜日までに連絡するという通達がありました。

 

そして一昨日の3/16 21:00頃になって松坂さんから合格の連絡があり、晴れて今年の夏はアメリカ独立リーグのエンパイアリーグで再びプレーすることとなりました。

 

電話で言われたことはたった3言。「練習どのくらいできてますか?」「開幕までに準備できますか?」「じゃあ行きましょう」だけでした。

 

ぼくの他にも何人かの選手が合格の連絡を受け取ったらしく、今からアメリカでチームメイトとして、もしくは敵同士として共にプレーするのが楽しみです。今日から開幕までのちょうど3ヶ月、最高の準備で昨年を超えるシーズンにしたいと思います。

 

 

 

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