Born on a Baseball Planet
写真を撮るようになったきっかけ/The Reason to Take Photos

よく聞かれることシリーズのひとつとして、ぼくが写真を始めたきっかけについて一度整理して書いておこうと思います。

Why did I start to take photograph?

 

大学3年生になるときに、ぼくは監督からの打診により慶應義塾大学体育会野球部にて学生コーチの職に就くことになりました。それにより選手としては現役引退、ずっと目標にしていた野球選手になることを諦めることにしました。

 

人生の目標を失ったぼくは何かものを作ることを始めようと思い、慶應大学SFCのなかでメディアデザインを専攻するゼミに入りました。さらにそれから1年後には、ゼミのプロジェクトのひとつとして共同研究として作品制作をした東京大学服飾団体fabという東大のサークルに入ります。それが以前執筆した大事件を起こすことになるとはそのときは知る由もありませんでしたが(「東大野球部に勧誘された話」)。

 

fabでは毎年服飾作品を制作し、はじめからさいごまで自分1人でモノを作ることを学びました。そうするとそのアーカイブにも興味が湧き、自分の作品を自分の写真で残したいと思うようになりました。一眼レフのデジタルカメラを買って、自分の作品やサークルの作品を撮影するようになりました。

 

すると、一眼レフを持っているならと友人のデザイン学生らから撮影を頼まれる機会がだんだんと増えてきました。撮影結果は毎度満足できるもので、撮影を依頼してくれたひとからも喜ばれることが多かったです。そのときに撮影したモデルさんから改めて自分の撮影もして欲しいと頼まれたり、ヘアメイクやメイクさんからも頼まれるようになりました。その写真を持ち帰ったモデルさんから、同じ事務所の別のモデルさんを紹介されて撮影したり、写真をアップしたFacebook経由で撮影依頼が来るなど撮影依頼は日増しに多くなりました。

 

お金にはなかなかなりませんでしたが、大学院生になって時間に余裕があったこともあり、毎週どこかで撮影に駆り出されていました。クラブイベントのカメラマンをやったりもして、そうすると一晩ずっと同じ場所で撮影をすることになるので、だんだんと構図や撮り方を工夫して何千枚と撮ったのもよい練習になったと思います。

 

一方その頃、自分のメインの活動としてはファッションデザインをずっとやっていこう、写真はあくまで副次的なものと考えていたのですが、そちらのほうはなかなか上手く行きません。ファッションデザインという業界自体がなかなか前に進んでいかない時期だったというのもありますが、その世界が自分には合っていないのかも知れないと考えはじめ悩んでいた時期でもありました。

 

だんだんと、また何か新しいことにチャレンジしたいと感じはじめていました。そのことを、当時アルバイトをしていたアートギャラリーでよく話を聞いてくれていた上司に話すと、自分が本当にしたいことっていうのは実はもうすでにやっているものだと思うよ、と言われました。まさか写真か?とも思いましたが、究極的には人差し指でボタンを押すだけの仕事を生涯の仕事にはしたくないと思っていました。

 

しかしそんな心配をよそに、写真はこう撮りたいな、こんなことを表現したいなと思ったことは大抵その通りにできました。カメラも特に関係なく、一眼レフでもコンパクトデジカメでも携帯でも、自分で見ていいなと思う写真が撮れました。そういえば誰に習ったこともないし、学校などで専門教育を受けたこともないのに、小さい頃からずっとそうだったと思います。

 

ファッションデザインや、それこそ野球をやっていたときに恋い焦がれた、周りのみんなに嫉妬した才能のようなものがもしかしたら自分の写真にはあるのかも知れませんでした。バイト先の上司はまた別の日に、人間というのはやりたいことより得意なことをやったほうが最終的には幸せになれるんだよ、と言っていたことも思い出しました。

 

しばらく写真と向き合ってみようかな、と思ったのでした。

 

まだ何者にもなっていないぼくですが、それはこれからのお楽しみということで。ひとつどうぞ。

 

 

 

Equipments: CANON EOS 7D, CANON EF 35mm F2

Model: MAI

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